定期点検の重要性
定期点検の重要性
アパート、マンションの場合、規模により法定点検が義務付けられています。しかしながらこの法定点検は建物設備、消防設備、エレベーター、受水槽清掃等の踏査に限られ、建物の状態(外壁、屋上防水、各所シーリング、共用部の塩ビ)の内容は含まれていません。
そのため法定点検以外の部分は自主的に行う事になりますが、定期的に点検をしている方は非常に少ないと思います。
そのため、外壁が剥がれてきていたり、共用部の床面が剥がれていたり、
屋上防水が劣化していたり、雨どいがはずれていたりと様々な不具合が発生している可能性があります。
殆どの管理会社さんはこうした部分は報酬等が発生しないため積極的に調査を行おうとしないのが現状で大家さんに提案をされないケースも多いと思います。
建物はこうした部分の修繕をこまめに行う事により寿命が延びるのは言うまでもありません。
そして何と言ってもしっかり修繕を行っているという印象は入居者の方にも良い印象を与えます。
皆さんも数年に一度は管理会社の立会いのもと建築会社さんなどを連れて定期点検を行う事をお勧め致します。