漏水トラブル対応から損害保険請求の流れ
漏水トラブル

アパート経営を行う上でいざと言う時に頼りになるのがアパート保険です。

水漏れはできれば発生ほしくないトラブルですが、築年数が経過して設備や配管などが

老朽化するとどうしても避けては通れない事象です。

漏水の原因

水漏れが発生する主な要因

・給湯器の配水管に小さな穴が開く(継続的に水漏れ)

・洗濯機の排水溝がつまり防水パンから水が溢れる(一時的な水漏れ)

・配管のつなぎの防水シーリングの劣化(継続的に水漏れ)

・電気温水器等の減圧弁の劣化(継続的に漏水)

・配水管の詰まりに(継続的に漏水)

どの漏水も経年劣化が原因とする事が殆どです。

漏水トラブル

水漏れ発生時の対応

今回は上階の配水管の詰まりが原因だった様です。

状況を確認している間に天井のボードに水が染みた事で天井が落下してしまいました。

一時対応

入居中のお部屋だったので応急処置をさせて頂き

まず居住できる状態に養生をさせて頂きました。

(最終的に復旧工事などがあったため入居者の方には別のお部屋に移動して頂きました。)

ここから上階では電気温水器、洗濯機、浴室、キッチン等から

漏水がないか確認を行いました。

調査の結果、電気温水器の排水管が詰まっている事が原因でした。

排水管はコンクリート内にありこれを造り替えるとなると大規模になるので

現実的ではなかったため、排水管の代りに別の排水管に取り回し工事を行いました。

保険の請求

対応工事終了後に数日空けて漏水が止まっている事が確認できたため保険の申請を行います。

まず被害の状況を確認をして報告書を作成します。

報告書

次に損害箇所の復旧のための見積書を業者さんに作成依頼をします。

損害保険の申請と事故報告書と見積書を併せて保険会社に送付をします。

保険額によって保険会社の担当が現地確認を行うので必要であれば立会を行います。

保険申請より1週間程度で保険会社より損害額明細書が送られてきて内容に問題がなければ

保険額の確定となります。

アパート経営をされている方の殆どが保険に加入をされていると思いますが、

必ずどの様な事故が発生した場合に保険金がおりるか確認をしましょう。

特に築年数が経過した物件は漏水事故が非常に多くなっているので

不足の事態に備える事ができると思います。

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