給水ポンプの異常には要注意!!

先日、管理物件の給水ポンプの交換をさせて頂きました。

給水ポンプは各お部屋に水を送る役割をしています。

配水管から直接水を各お部屋に水を押し上げる「直結増圧式ポンプ」や

受水槽に水を押し上げる「加圧給水ポンプ」などがあります。

給水ポンプが止まってしまうとこれらの機能が止まってしまうためマンション全室の給水が

止まってしまいます。

今回も突然断水の連絡が真夜中にきました。

その日は何もできず次の日には複数のお部屋の方から断水の連絡があり

全室に影響がでている事がわかりすぐに業者さんを手配させて頂きました。

現場で状況確認を行いましたが、ポンプにエラーが発生していました。

今回のエラーはポンプのモータが給水していない時も停止せずに連続して回り続けた事によあり、

ポンプ内の温度が過剰となり、ポンプが止まってしまう状態でした。

本来であれば2つのポンプが交互に動いて水を給水するのですが、それらがうまく起動していなかった様です。

取り急ぎリセットをした後、復旧をしたので様子を見ることになりました。

次の日にも断水の連絡があり再度業者さんを手配し状況を確認しましたが、同じ症状が出てしまったため

修理もしくは交換を検討しました。

設置から20年以上経過しているため修理よりも交換をした方が確実なので交換をする事になりました。

交換を実施するために商品等の手配があり納品には数日かかってしまうため、

再度停止した場合のリセット方法を入居者の方数名にお伝えをして

常にポンプが回り続けるように最終手段の施工をして頂きました。

故障から交換までおおよそ1週間、交換作業は3~4時間で完了となります。

賃貸管理は様々な事が起こりますがポンプの停止は大きなクレームに繋がるので

古いポンプが設置されている場合は早い段階で交換を推奨します。

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