アパート管理業務の中で「お湯が出ない」と言う連絡は非常に気を使います。
お風呂に入れないと言うのは入居者の方にとって非常に困るからです。
とにかく早く復旧をする事が重要なのですが、連絡を受けた時の初期対応で
復旧の時間が大きく変わってしまうと思います。
初期対応で詳細を確認をする
まず初期対応で確認するべき事
・給湯器の電源が入っているか(ブレーカーが落ちていないか)
・断水などが発生していないか
・いつからお湯がでない症状が発生しているか(少しのお湯は出る、全く使えない)
・洗面、お風呂、キッチンどの場所からお湯がでないか(一部は出る、全く使えない)
これらを確認した上でメーカー、型名を確認を行い設置されてからどれ位の期間が経過されているか
確認を行います。
※メーカーの標準使用期間は10年とされています
修繕もしくは交換の手配を行う
状況を確認し修理や交換の段取りを行います。
割と新しい型式の場合はメーカーに交換部品などがあるので修繕依頼をします。
修繕依頼をする際に細かな症状を伝えておくと良いと思います。
古い型式の場合、修理できない事が多いので交換の手配を行います。
交換する際に必要な情報として
・給湯器の設置状況(屋内、バルコニーに設置されているか、配管状況、リモコンの有無)
・都市ガスかプロパンガスかどちらが使用されているか
・入居者の方の在宅スケジュール
・交換費用、交換できる日程
早い対応がクレーム防止になる
賃貸住宅だと修繕、交換の最終判断はオーナーが行いますので、
オーナーへ詳細を事細かに伝えて修理もしくは交換の判断を早めに行って頂く様にします。
オーナーに交換の承諾が頂く事と並行して入居者の方と業者さんのスケジュール確認を行います。
半導体不足により給湯器の機種によって納入に時間がかかる事があるので
古くなった給湯器が設置している場合、予め交換を行う事も対応方法のひとつだと思います。