

共用部に設置してある給水ポンプは上水道から給水し直接お部屋に水を分配したり受水槽まで水を運ぶ役割をしています。この給水ポンプですが、老朽化すると突然使えなくなります。
給水ポンプの種類
給水ポンプの種類には配水管から直接水を各お部屋に水を押し上げる「直結増圧式ポンプ」や受水槽に水を押し上げる「加圧給水ポンプ」などがあります。
給水ポンプが止まってしまうとこれらの機能が止まってしまうためマンション全室の給水ができなくなります。今回も断水も突然発生しました。入居者の方から次から次へと断水の連絡があり一部屋ではなく全部屋に影響が出ている事が分かりました。
給水ポンプの故障の症状
まずは受水槽清掃を行っている業者さんに状況説明をして現地確認をして頂きます。現場で確認をして頂いたところポンプ表示画面にエラーナンバーが表示されているという事でした。
老朽化によりポンプ内の基板が壊れてしまい水を給水する必要ない状況で何度も給水が自動的に行われたことによりポンプ自体が過度に回り熱異常を起こしポンプが自答的に止まっていました。
給水ポンプはこうした状況になっても断水しないようにバックアップとして2つのポンプが設置されておりますが、老朽化によりもう片方もうまく起動していなかった様です。
応急処置としてリセットボタンを押しエラーを解除し復旧をして様子を見ることになりましたが、次の日にも断水の症状が発生してしまいました。同様の症状が出てしまったため修理ではなく交換を検討しました。
給水ポンプの交換
給水ポンプの設置から既に20年以上経過しているため修理を行うにも部品等がなかったりするため、また断水をしてしまうと入居者の方に迷惑がかかるので交換をすることになりました。
交換を実施するために商品等の手配があり納品には数日かかってしまうため、数日間でもエラーが出ない様にポンプに工夫をして頂き断水しない様にして頂きました。
また万が一断水をした場合でもエラーをリセットすれば給水ができる様になるため、何名かの入居者の方にリセット方法をお伝えし万が一のために対応して頂くようにしました。


故障からポンプの納品から交換までおおよそ1週間、交換作業は3~4時間で完了となります。
交換費用は既存の配管の状況やポンプのサイズなどで大きくかわりますがリーズナブルに施工ができたと思います。
おわりに
給水ポンプが壊れてしまうと入居されている方に大きな迷惑がかかってしまうので、
・古いポンプが設置している場合は交換を検討する
・異常が発生した際には必ず原因等を残し部品交換等をしっかり行う
・予め相談できる業者さんを探しておく
交換となると100万円を超える金額となるので業者さんによって見積額はピンからキリなので必ず合い見積もりを取得する様にしましょう。


