自主管理を行う前に考えるべきこと

大家さんの中には自主管理を行う方も多くいらっしゃると思います。

今回はアパート管理を行っていく上で手がかかる業務について考えてみたいと思います。

・滞納をする入居者の問題

・配水管等の水漏れ

・給湯器・エアコンなどの設備故障の対応

これらの対応を行うにはある程度の時間や賃貸経営の知識と実務経験が必要となる事が多いです。
この部分を知らずに費用削減のために自主管理を安易に行ってしまうと入居者の方へのサービスの低下に繋がり最悪の場合、退去となってしまいます。

特に問題となる数ヶ月にも及ぶ滞納を放置してしまうと賃料が入らないだけでなく

滞納者との間でトラブルとなるケースも増えている様です。

法的措置を行っても入居者に資力がなく結局泣き寝入りなんて事になりかねません。

次に問題となるのが修繕の手配です。特に水漏れ等が発生した場合は

2次被害で他のお部屋にも水漏れが発生してしまう可能性があります。

水漏れ対応はいかに早く原因を突き止め対処する事が重要となり

対応には実務経験が欠かせません。

最後に設備などが故障した場合ですが、設備故障はまず業者選定から始まります。

サイトなどで業者を探す事は簡単な世の中になりましたが、

業者の中には悪徳業者も少なくありません。

本来であれば1万円で済む修理が倍以上の金額で請求されてしまったり

やらなくて良い工事が行われてしまったりと知識がないと騙されてしまう事もあります。

自主管理を行い費用を削減する事も重要ですが、やはり信頼できる管理会社に任せ

ご自身は物件の価値を上げる事、税金の知識や節税対策など経営的な部分に集中する方が

良いのではと思います。

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